【完全ガイド】自動車教習所の入校手続き・必要書類&流れを体験談付きでわかりやすく解説

運転免許
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運転免許取得のために自動車教習所に行った話

はじめに – 自動車教習所入校の流れとは?

私、Pink-sanは40歳を超えてから、運転免許を取得するために自動車教習所に行くことに決めました。
そんな、教習所に通うなんて初めてだった私が、書類の準備からオンライン申込み、混雑対策まで、戸惑いながらも何とか乗り切った体験をもとに、初心者でも迷わないノウハウをなるべくわかりやすくお届けします。これを読めば「手続きがわからない…」という不安は一切なくなります!

自動車教習所 入校手続きの流れとポイント

私が最初に悩んだのは「どの教習所を選ぶか」でした。通える距離にある教習所を比較してみると、料金や営業時間、通える曜日などを調べると意外に違いがあったのです。

教習所を選ぶ前に知っておきたいこと 

通いやすさ
私は自宅から徒歩30分のところにあるA教習所と、職場近くのB教習所で迷いました。A教習所は自宅から近いことが利点で、B教習所は夜遅い時間でもやっているということが利点でした。
結局、休みの日をメインに教習所に通うことにしたので、A教習所を選択しました。
自分が教習所にどのように通うのをメインとするかを考えることが大事であることを感じました。

コース/オプション内容
教習所の標準コースでは学科/技能教習の予約を自分でする必要がありますが、コース(オプション)によってはそれらの予約を教習所でやってくれます。
教習所で予約してくれるほうが免許取得までの時間は短くなりますが、料金は高くなります。
私の場合は、教習所で予約してもらうプランを選びました。私の性格上、自分で予約を取るのが面倒になっておろそかになり、それによって教習所に行かなくなる恐れがあると思い、教習所で予約してもらうほうが安全だと考えたからです。
予約の手間を自分でかけられるのか、その手間をお任せしたほうが良いのか、自分の性格も考慮しながら、よく考えることが大切です。

費用の比較
入校金・学科・技能教習・仮免申請料など、細かい費用を一覧で比較しました。また、支払い方法についても比較をするのが大切です。
例えばB教習所では現金一括払い、クレジットカード、銀行振込、ローン払いといった支払い方法があり、A教習所は現金一括払い、現金分割払い、ローン払い、QRコード決済などの決済方法がありました。(A教習所を選択した私は、現金分割払いを選択しました)
教習所により支払い方法が異なっていますので、どのような支払い方法があるかを確認しておくとスムーズです。  

公認教習所(指定自動車教習所)と非公認校(届出自動車教習所)
公認教習所(指定自動車教習所)は都道府県公安委員会が指定した自動車教習所で、仮免許取得のための試験や仮免許発行などを教習所内で受けることができます。また、指定校の卒業生は運転免許試験場での実技試験が免除されます。
非公認校(届出自動車教習所)は公安委員会の指定を受けていない自動車教習所で、仮免許取得のための試験や仮免許発行などが教習所内でできず、仮免許学科試験や仮免許技能試験も試験場で受験する必要があります。また、試験場での技能試験も免除されません。ただし非公認校の方が料金は安いようです。

私の場合、非公認校では免許取得のための手続きが増えると聞き、公認教習所を選びました。無認可教習所は価格が安いこともありますが、指導内容にバラつきがあるなどの問題が起きやすいようなので、初心者にはおすすめできません。

混雑しやすい時期と対策
教習所は、2〜3月、8〜9月あたりが繁忙期のようです。2〜3月は新生活前に免許を取得したい人たちが多く、8〜9月は長期休暇に入った大学生が多いためと言われます。
可能であれば繁忙期の時期をずらすと、予約が取りやすかったり、教習所によっては期間限定キャンペーンを実施していこともあるようです。
なお、繁忙期であっても平日の午前中は比較的空いている傾向がありますので、平日に休みがとれる人は平日の午前中は狙い目です。

ちなみに私が免許を取得しようと思い立った時期は、コロナウィルスが猛威を奮っていた2020年でした。後で教習所の指導員から聞いたのですが、この時期、車の免許を取得しようとする人が多かったそうです。電車、バスなどの公共交通機関は不特定多数の人が使うことから、それら公共交通機関を使うのではなく車を使いたいと考える人が多くなったことが影響していたのでした。
しかし、当時の私はそんな状況にあるとはつゆ知らず、教習所の受付にできている長い長い行列ができていました。行列が少なくなるまで待とうと思い待っていたのですが・・・待てど暮らせど行列が終わらず、私の心は砕け散り

「もうダメだ今日は帰ろう」

と弱気100%になり、この日はすごすごと帰りました。

繁忙期への対策をして、心が砕けないよう気を付けてください!

資料請求で入校準備を完璧に:必要書類一覧と申込み手順

スゴスゴと帰ってから半月後、教習所に再度行くことを決意しました。今回は事前に教習所のサイトで資料請求をし入校手続きをするのに必要なものを一通り準備した上で再挑戦しました。

前回は何も準備せず「とりあえず教習所に行けばどうにかなるだろう」という軽い気持ちで行った結果、スゴスゴと帰るハメになりました。同じ轍を踏むことはしないために、今回は準備万端で入校手続きに望みました。

教習所のサイトで資料請求してから1周間足らずで資料は届きました。取り寄せた入校資料によれば、入校資格および入校時に必要な書類は次の通りでした。

入校資格
  • 視 力 両眼で0.7以上・片眼で0.3以上 (眼鏡・コンタクトレンズ使用可)
  • 色 別 赤・青・黄の識別がはっきりできること
必要書類
  • 本籍地入りの住民票
  • 印鑑(認め印)
  • 本人確認書類(免許証、学生証、保険証、マイナンバ-カ-ド、パスポ-ト、在留カ-ド、特別永住者証明書)
  • 入校時必要料金+仮免申請交付料
  • 眼鏡を使用の方はメガネ、コンタクト

また、資料には金額も記載されていました。
AT(オートマ車)のみで税込み約30万円。MT(マニュアル車)で同約32万円でした。ただしこの金額は最短で卒業した場合の金額であって、補修が発生すると追加料金が発生するので、最低限必要な値段ということです。

資料にはオプションプランの説明や、支払い方法についての説明がありました。
オプションプランは「教習所の担当者がスケジュールを組んでくれるプラン」や「追加教習料金が無料になるプラン」などがありました。
支払い方法の種類は5種類ありました。①現金一括払い。②現金分割払い。③デビットカード払い。④ローン払い。⑤PayPayの5種類です。私は②現金分割払いを選びました。

以上に記載した内容は、自動車教習所によっても異なると思います。ご自身が行かれる教習所ではどうなのか、サイトで調べたり資料請求して事前に確認することをおすすめします。

いざ、入校手続きへ – 入校申込フォームの登録方法と手順

資料を取り寄せ入校に必要な情報も手に入れました。そして教習所のサイト上にあった入校用の申し込みフォームから申し込みました。申し込みを完了するとメールで以下のように返信がきました。


お申込ありがとうございました。
購入手続きにお越しいただけるお日にちはお決まりでしょうか?
入校手続きに関しては以下の時間内で承っております。
9:30 ~ 19:00
(土曜・日曜・祝日 ~18:00)

ここまでくれば後は、必要な書類(住民票、印鑑、本人確認書類)を用意し、自分の予定を調整して入校手続きができる時間帯に行くだけです。

何を持って行けばいいか、いつごろ行けばいいかなど準備をしっかりしておくことで、万が一受付が混雑していたとしても弱気100%になることなく入校手続きをすすめることができるようになります。

実際、申込み用紙への記載、視力検査、次回以降の予約をし、あっさりと入校手続きは終わりました。

まとめ

教習所に通うためには、自分が通おうと思っている教習所のサイトで入校のための情報を確認したり、資料請求をして、入校のために必要な情報を調べておくことが大事です。事前に情報を確認しておくことで、必要な書類や持ち物を事前に準備することができるため、手続きがスムーズに進むようになるでしょう。

私のように、受付が混雑していてすぐに入学手続きができなかったということがないように、事前に情報収集し、準備をしてから教習所に行くことをおすすめします。

次回は教習のエピソードを交えながら、免許取得までのTipsを共有します。ぜひ、お楽しみに!

次回予告:第一段階の実技編

第一段階の実技は自動車の基本的な運転技術を身につけるための教習で、教習所内で行われます。
第一段階の実技教習でのポイントを解説します。


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